2011年の東日本大震災後、東京大学は福島復興に尽力して参りました。今回、福島復興に関係する研究者のプラットフォームとして「東京大学 福島復興知アライアンス」を作り、学内の研究者の情報交換と情報発信の場にしたいと考えています。
帰村した方々に対する現実的な農業再生の支援のための研究活動として、地域復興実用化開発等促進事業による「安全な農畜産物生産を支援するICT営農管理システムの開発」の研究に取り組んでいます。
大学院新領域創成科学研究科が、国立環境研究所および福島県新地町と連携し、「環境エネルギーまちづくり」のモデル形成を、福島県新地町を対象地域として実施しています。
ドローンに関する「知」を南相馬市に誘導・集積します。小中高の児童・生徒に対して工学教育を行い、また、ドローンの最先端研究を現地企業、他大学、研究機関とともに実施して、人材育成、産業振興を実践します。
住民の方々の意思と行政区との連携を大切にしながら、小高の将来像を構想し、帰還者が安心できる生活を支える体制づくり、被災前とは別の場所で暮らす方や外からの支援者と小高を繋ぐ仕組みづくりを行います。
自然災害・人為災害を対象として、安全に関する情報行動、安全に関する社会情報学に関する知見の蓄積と研究領域確立を目指して研究を行っています。総じて、災害情報に関する基礎的・実践的な学術分野の構築を目指しています。
楢葉町と協定を締結し、町の要望に応じた復興支援をアイソトープ総合センターが中心となって、大学の有する多様な教育研究リソースを活用した教育研究事業を実施しています。
+ 公・民・学共創による持続可能まちづくりを通じた復興知人材育成
+ 飯舘村における農業再生と風評被害払拭のための教育研究プログラム / 溝口研究室
+ 南相馬市小高地区の町作りを研究 / 窪田研究室
+ ドローン産業振興及び人材育成プロジェクト / 土屋研究室
+ 放射線量自動測定システムの研究開発 / 和田研究室
+ 楢葉町におけるイノベーション・コースト構想事業を推進するための教育研究事業 / 秋光研究室