■主旨
東京大学大学院新領域創成科学研究科は、大学等の復興知を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業「『環境エネルギーまちづくり』を通じた地域社会イノベーション」として、2018年度から3年間、新地町をフィールドとして研究・教育活動を行ってきました。この間、活動拠点「新地アーバンデザインセンター(UDCしんち)」を設置し、新地町立尚英中学校の環境エネルギー学習実施や地域イベントへ参加など、幅広く住民の方々との交流も行ってきました。
本成果報告会は、これまでの成果を、新地町や福島県浜通りなどでまちづくりにかかわる方々や、大学等において「復興知」に関わる研究者・学生等、広く関係者に発表して意見交換を行い、事業成果を地域へ還元すること、また、意見交換を通して、本事業の実施により得られた知見をより深めていくことを目的として、開催するものです。令和2年度の活動成果、そして、3年間の活動を振り返る発表を通して事業の総括を行います。成果をもとに、新地町のまちづくりの関係者と意見交換を行い、今後の新地町におけるまちづくりのきっかけとなる機会とすることも目的としています。
■プログラム(予定)
13:30~ 開催挨拶
東京大学大学院新領域創成科学研究科 研究科長 大崎 博之
福島県新地町、他
13:40~ 主旨説明
13:45~ 成果報告①
【テーマ1】新地アーバンデザインセンター(UDCしんち)
東京大学大学院新領域創成科学研究科 特任研究員 池田 晃一
【テーマ2】サステイナビリティ学グループ
東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授 田中 俊徳、大学院学生
・地元関係者等からのコメント、意見交換
14:55~ 成果報告②
【テーマ3】エネルギーグループ
東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授 井原 智彦、大学院学生
【テーマ4】地域オンライン企画チーム
東京大学大学院新領域創成科学研究科 特任研究員 草苅 康子
・地元関係者等からのコメント、意見交換
16:15~ 事業の総括、まとめ
東京大学大学院新領域創成科学研究科 環境学研究系長 教授 徳永朋祥
福島イノベーション・コースト構想推進機構(予定)
16:25~ 閉会
東京大学大学院新領域創成科学研究科 副研究科長 教授 出口 敦